
「お隣との境目は、このブロック塀のはず」
「昔から生垣があるから、そこが境界だと思っていた」
土支田で長く住み継がれてきた土地ほど、
こうした “お互いの認識” によって境界が成り立っているケースが多く見られます。
普段の生活では問題がなくても、
いざ「売却しよう」となった瞬間に、境界の問題が表面化することがあります。
現在の不動産取引では、
境界標(境界杭)が正しく設置され、隣地所有者と合意されていることが、
ほぼ必須条件となっています。
今回は、土地家屋調査士の実務視点も交えながら、
売却前に必ず確認しておきたい「境界」のリアルを整理します。
1. 土支田の古い家でよくある「境界の落とし穴」
土支田は、以下の背景から境界が曖昧になりやすいエリアです。
- 起伏のある地形(坂道や高低差)
- 昔ながらの細い道
- 大きめの敷地が分割されてきた歴史
境界標が見当たらない
工事や長年の土砂の堆積、植栽の成長により、
本来あるはずの コンクリート杭や金属プレートが隠れている、または失われているケースがあります。
「塀=境界」ではないケース
昔の慣習では、
- 自分の敷地内に塀を建てる
- 境界線より内側に生垣を設ける
といったことも多く、塀やフェンスが境界線と一致していないことは珍しくありません。
高低差による境界のズレ
坂道や擁壁がある土地では、
- 擁壁のどこが境界なのか
- 図面上の線と現況が合っていない
といった問題が起こりやすく、目視だけで判断するのは非常に危険です。
2. なぜ「境界確定」をしないと売れないのか?
2026年現在、不動産市場では
境界が不明確な土地は「リスクが高い物件」と判断されます。
買主の住宅ローンが通らない
金融機関は、境界が確定していない土地を担保として評価することに慎重です。
結果として、
- 買いたい人がいてもローンが通らない
- 契約直前で話が止まる
という事態が起こります。
売却後のトラブルを防ぐため
「売った後に、隣地との境界トラブルが発生する」
これは、売主様にとっても大きな精神的負担になります。
そのため現在の売買実務では、売主側で
境界確定
【境界確定とは?】
隣地所有者と現地で立ち会い、公図や測量データに基づき「ここが境目です」と互いに承認することです。2026年現在、これが済んでいない土地は売却が非常に難しくなっています。
をさせてから引き渡すのが一般的です。
3. 土地家屋調査士と連携した「境界確定」の流れ
山八建設では、練馬区・土支田に精通した土地家屋調査士と連携し、次の手順で進めます。
- 資料調査: 法務局の公図、地積測量図、過去の資料を徹底的に確認。
- 現地測量: 最新の測量機器を用いて、現況と資料とのズレを洗い出し。
- 境界立ち会い: 隣地所有者様と現地で確認を行い、合意のうえで境界確認書を作成。
- 境界標の設置: 合意内容に基づき、将来に残る正式な境界標を設置。
4. まとめ|「早めの確認」が、売却をスムーズにします
境界の問題は、解決までに数ヶ月かかることも珍しくありません。
- お隣が相続中である
- 所有者が遠方に住んでいる
こうしたケースでは話し合いが長期化する傾向があります。
「まだ売るか決めていない」という段階でも、一度お庭の隅を確認してみてください。
境界標が見当たらない、ブロック塀や擁壁の位置が気になるといった場合は、早めの確認が後々の負担を減らします。
土支田の土地事情を熟知した山八建設が、調査から境界確定まで一貫してサポートいたします。
土支田の歴史と未来を支える不動産パートナー
株式会社 山八建設
〒179-0076 東京都練馬区土支田4丁目1-1
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50年以上の実績。測量・境界相談・売却査定など、地元ならではの解決策をご提案します。

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