繁忙期と閑散期でお部屋探しの目的が違う?
閑散期と聞くとお部屋探しをするお客様がいないと考えがちですが、そうではございません。「希望の物件をゆっくり探したい」「いいお部屋があれば引越ししたい」「子供が増えるから今よりも広いお部屋を探している」といったようにお部屋を探している方はいらっしゃいます。
繁忙期に探されているお客様は就職や転勤などでこの時期にまでに引っ越さないといけないという期限が決まっていますが、閑散期のお部屋探しのお客様は上記の理由などからじっくり探される方が多いです。
そのため、閑散期ではそういう人の心をつかむような仕掛けをする必要があります。
空室対策の方法も違う?
お部屋を決めるための工夫はいろいろありますが、即効性が必要な繁忙期用とゆっくり探している人の目に留まるための閑散期用は少し異なります。
繁忙期は、反響に合わせて家賃や礼金・敷金、フリーレントなど条件を細かく見直す、細かい部分はさておいてとにかくスピード重視でリフォームを完了させるなどの対応が有効なのですが、閑散期はもっと細かい部分の見直しを行う方がいいと思います。
閑散期に見直すべき項目
探せば見直す項目はたくさん出てくると思いますが、いくつかの見直し項目をあげてみたいと思います。
共用部の清掃を細かいところまで行う
共用部分に埃やクモの巣があったり、集合ポストの周りにチラシが散乱していたり、ごみ置き場が散らかっていたりしませんか?
お部屋がきれいであっても外装が管理されていなかったりすると、ここにしようと思っても気持ちが揺らいでしまいます。
エントランスをおしゃれにみせる
エントランスに観葉植物やお花などを並べてみる。
観葉植物のブラウンやグリーンの色、赤や黄色といった花の色が加わることで明るく華やかになり、内覧時のワクワク感が増します。
空部屋の換気や清掃などをこまめに行う
意外と原状回復工事が終わったらそのままというお部屋があります。
夏場は特に換気を行わないと熱がこもって内覧時にお客様に嫌な印象を与えてしまいます。また、水回りの排水に水を流さないと嫌な臭いがお部屋にこもってしまいます。
原状回復を超えた細かい部分のリフォームの見直し
例えば、黄ばんでしまったコンセントプレートの交換や水回りのカビが生えたコーキングの打ち替えなど細かい箇所を見直しましょう。
コンセントプレートはおしゃれなものがたくさん出ています。ローコストでイメージを変えられるのでおすすめです。

リノベーションを考える
閑散期だからこそ手を入れるチャンスでもあります。
費用はある程度かかりますが、工夫をすれば費用を抑えて他物件との差別化をすることができます。
新築には負けない魅力的なお部屋をたくさんのお客さんにみてもらえるため成約率が断然に変わってきます。
築年数が20年を超えている物件では、選択肢として考えてもてはどうでしょうか。
いかがでしたでしょうか?かなり細かい!と思われるかもしれませんが、閑散期にゆっくり探しているお客様はしっかりチェックしている方が多いです。ただ、こういう細かいところをこの時期に行っておけば、繁忙期の時期にも必ず活きてきます。
オーナー様のできるところからまずやってみてはいかがでしょうか?
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