(株)山八建設 > 株式会社山八建設のスタッフブログ記事一覧 > 賃貸住宅の床材が「最近ちょっと変わった」というお話

賃貸住宅の床材が「最近ちょっと変わった」というお話

≪ 前へ|「相続前に整理しておくべき問題」とは   記事一覧   [第五回]練馬こぶしハーフマラソン2019|次へ ≫
カテゴリ:リフォーム・リノベーション


最近は床材もかなり変化してきました。20年前から今日までは、「フローリングいい!」というニーズが高かったのですが、最近の床材事情はちょっと変わって来ていますので、そのお話しをしたいと思います。

床材が変わってきたなと思う一つ目は、フロアタイルの充実です。フロアタイルとは塩ビ素材で出来た床材で、メーカーから様々な種類や柄が出ています。木目調のものはかなりリアルに出来ており、素人にはフローリングかフロアタイルかの見分けは付かないと思います。人によっては冬に足が冷たく感じるとか、夏にべたつくとか仰る方もいますが、入居者をご案内している中で、フローリングかフロアタイルかを気にする方はほとんどいません。フローリングよりもフロアタイルの方が種類や柄が色々選べること、薄いものもあり既存の傷んだフローリングの上にも貼りやすいことから、かなり普及してきています。石の柄やタイル調なども有り、お部屋に今までにない個性を出すことが出来ます。



二つ目は、クッションフロアの質の向上です。クッションフロアとはキッチンや洗面所などの水周りによく使われるビニール系シート床材で、耐水性に優れていて安価です。最近は傷や汚れに強い店舗用のものや、様々な色柄のものが増えてきました。今までにないオシャレなものが沢山用意されています。これまでのように水周りにだけ使うのはもったいなく、メーカーカタログの写真も、居室で使われているものばかり掲載されています。床は木目、という既成概念を取り払い、あえてフローリングやフロアタイルでなくクッションフロアを洋室に使うと、お部屋の雰囲気がガラリと変わっていいと思います。しかも、施工コストが安いのですから、やってみる価値はありますね。



三つ目は、カーペットが見直されてきたことです。「カーペットは嫌われる」と長年思ってきましたが、最近は素敵なタイルカーペットもたくさん出てきています。フローリングの上に敷いてもズレにくく,吸着跡も残らないタイプ、四角ではなくかわいい六角形のタイプ、洗えるタイプ等々。同じストライプ柄のものを90度傾けて縦横に貼るのも素敵ですし、色を数種類、濃淡を付けてミックス貼りするのも素敵です。基本的には入居者さん一代限りで、退去したら交換する必要がありますが、価格もわりと安価ですし、今までにない特徴が出せますので、お子さんのいるファミリータイプなどに使ってみてもいいかも知れません。購入して自分が住む中古マンションのリノベーション市場でも、カーペットを使っている物件が少しずつ増えて来ているそうです。イメージはホテルの寝室の床のような感じなんだそうですよ。カーペットもだんだん復活してくる予感がします。


このように、最近の床材はどんどん進化し、気軽に使える価格で素敵なものがたくさん出て来ました。賃貸住宅を持つ大家さんにとっても、選択肢が増えるのは嬉しいですよね。まずはどんなものがあるのかを知って、是非お部屋のリフォームの時に取り入れて頂きたいと思います。




≪ 前へ|「相続前に整理しておくべき問題」とは   記事一覧   [第五回]練馬こぶしハーフマラソン2019|次へ ≫

最新記事

おすすめ記事

カテゴリ

>>全ての記事を見る

XMLRSS2.0

トップへ戻る

賃貸物件

売買物件

×